急募の看護師求人
あなたも御存知の通り病院は看護師が不足しています。
そのため「急募」と記載のある求人をみかけることも多いですよね。
でも、急募求人の中には単に人を集めるためだけで記載している事も少なくありません。
例えば、
- 精神科での勤務経験がある看護師を募集
- 泌尿器科で3年以上の経験がある看護師を募集
- 【急募】経験年数を問わず看護師を募集
- 5名の看護師を新規に募集
と並んでいたら、どうしても【急募】と記載のある求人をクリックしたくなるものです。
特に急いではないけど、「求人をみてもらいたい」から急募と記載することもあるのです。
急募求人のもう一つのデメリット
急募求人にはもうひとつデメリットがあります。
それが「ハードルが低すぎる採用」です。
本当にそんなことあるの?と思う方もいるでしょうが、猫の手も借りたいと思う病院はあります。
本当は経験者じゃないと難しいけど、
- 未経験の科の看護師でも採用する
- ブランクのある看護師を採用する
ということがあります。
こういった病院の傾向として、上は受け入れても現場が受け入れる体制が出来ていないということがあります。
面接で未経験の科と伝えたのに、病棟で働き始めたら看護師に「そんな事も知らないの?」という顔をされたというのは良く聞く話です。
こういった病院の特徴に中途教育はOJTだけという傾向があります。
OJTっていうと聞こえは良いかもしれませんが、言ってしまえば現場に任せた教育ということです。
病院全体に育てるという意識もなければ、教えるという意識が少ないため、仮に経験があっても非常に大変な思いをすることになります。
あまりにも採用ハードルの低い求人は不幸を招く転職になりえます。
ブラック病院の可能性も…
急募求人はブラックといわれる病院の可能性も否定できません。
ブラック病院を完全にみわけることはできませんが、離職率や有休の消化率、勤続年数など様々な項目を考慮して判断基準にしましょう。
看護師の辞めたい悩みというサイトの内容を抜粋すると、
- 離職率
- 平均勤続年数
- 平均年齢
- 年齢構成
- 休日休暇
- 有給休暇の消化率
- 制度が名前だけになっていないか?
- 求人が常にでている
- 残業代は払われるか?
- 給料が明らかに高すぎる
とあります。自分で調査するのは難しいので、ハロワの求人票や求人サイト、ネット掲示板を参考にしてみましょう。
参考:ブラック病院の基準
急募の求人を探す理由は何?
もしもあなたが急募の求人を探しているなら理由は何でしょうか?
- 早く転職を決めたい
- とにかく就職をしたい
その他にもあるかもしれません。
ただ急募で探すよりも別の探し方をした方が結果的に良い方向にいきます。
早く転職を決めたい場合
早く転職を決めたいなら求人サイトの利用です。
ナースではたらこは担当者のスピードが早く最適といえます。
ゆっくり転職をしたい看護師が、ナースではたらこを使ったら「早すぎてついていくのに必死だった」という声があるぐらいですから。
求人サイトのコンサルタントが、求人探し、面接調整、履歴書・面接対策など全て代行してくれます。
もちろんあなたが応募したいところがあるなら、その病院にも応募できます。
とにかく就職をしたい
就職がなかなかできず、不採用が続くと焦るものです。
しかし、全く焦る必要はなく、応募先を絞り込むことが必要です。
例えばブランクがある(いわゆる潜在看護師)なら、ブランクのある看護師向けに研修をやっている病院がいいですよね。
入職前に研修を受けることで仕事の勘を取り戻すキッカケにもなります。
また、そういった研修をやっている病院は「中途教育」にも力を入れています。
病棟全体で教えるという風土ができているところが多いので入職後も辛い思いをせずに済みます。
何度も不採用が続いている看護師さんは落ちた理由を知ることが重要です。
自分で問い合わせても本音で教えてくれる病院は少ないです。
そんなときにはハローワークの職員や求人サイトのコンサル経由で聞いてみると良いですよ。